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著者の本音

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TOP > 益永哲郎氏のページ3

ゴールを先に決めてしまい、そこから逆算する

山崎:目標というのを大切にされて、それに向かって行動されていますよね。

益永:実は私、経営品質を勉強していて反省したことがあるのです。
この本をお読みいただければわかるように従来の私はコツコツ型なのですね。「コツコツ努力していればいつかはどこかにいけるだろう」という考え方だったのです。 ただ、人と組織を預かる立場になると、「一体どこ行くの?」って事になるんですよ。
コツコツ頑張るのはある意味当然ですよね。悪いことじゃないですよね。
ただ、コツコツ努力するのは良いけど、社員から見れば「一体どこ目指しているの?」となるんですよ。ワタミの渡邉美樹社長も「夢に日付を」と仰っているし、アパグループ代表の元谷外志雄さんも同じようなことを仰っている。つまり逆算して考えなくてはならない。

社員さんからすれば、「一体私達は何処へ向かっているの?」となるじゃないですか。「コツコツ努力していれば、どっか行けるよ。」といわれても困りますよね。
やはり、目標を決めていかないとね。人生も限られているし、永遠に時間があるなら「コツコツ努力」でいいんですけど。
だから目標から逆算していかないと。少し高い目標でもいいですけど何年後にはここまでいくと決めて、逆算する。そうなると行動も具体的になるじゃないですか。
今日1日の行動もただコツコツ努力するじゃなくて、この目標から逆算したら今日はここまでやらなくてはいけないとなると同じ1日の使い方も変わってくると思うんですよ。だから目標って大切だと経営品質を勉強して学んだんです。
経営品質ではよく言うんですよ「事実前提」と「価値前提」を。
事実前提というのは今の現実を踏まえて将来こうなろう。
価値前提というのは、こうなるんだという価値、ゴールを先に決めてしまい、そこから逆算する。現在と将来の価値がこれだけギャップがある。じゃそのギャップを何年間でどうやって埋めていこうか、というのが価値前提です。
事実前提は、現状から徐々に良くなっていこうという考え方何ですね、現実を肯定してしまう。
それを経営品質で学んだんですよ。本当は若い時にわかっていたらもっと良かったんですけど。遅ればせながら何年か前からそういう目標を作ることにしたんです。

山崎:「地方新時代の「企業戦略」 (5)」 戎光祥出版 (2004/04)では3年後には福井経営品質賞の奨励賞、優秀賞、知事賞を目指しているとお話され、2007年の優秀賞受賞が決まりました。目標通り、進まれていますね。


益永:まだまだ全然ダメなんですけど、ようやく期限を設けようとして今やっています。

山崎:最後にお伺いしたいのですが、本やセミナーで学び続けられている益永社長ですが、最近はどのようなことを学ばれているのでしょうか。

益永:私、浜口直太さんの講演会に東京で2回参加しているんですよ。浜口さんは20年間アメリカでコンサルタントをやって、日本に戻り今はJCIというコンサルタント会社をやっている。浜口さんの話で印象的な話があったんです。
昨年は、1ヶ月に1冊本出そうと決めて15冊だしたそうです。凄いでしょ。今年は、1週間に1冊だそうです。1週間に1冊本を書く人って、それを専門にする人でさえいないじゃないですか、まして浜口さんは本業のコンサルタントで多忙なわけですよ。それに加えて本を毎週出す。
だから思わず質問してしまったんですよ。それだけ書く内容があるのも凄いですが、それだけ出す出版社もあるんですかって。そうしたら20社待っているって。
浜口さんが仰っていたのが1週間に1冊だすとなると1日の時間の使い方が違う、朝から時間の使い方が違ってくると。
出先では携帯メールで文書つくり、朝おきてからすぐ文章を書く。浜口さんのバイタリティは強烈ですよね。
私はこれからも勉強していくつもりです。山崎さんも、今度是非ご一緒しましょう。

聞き手
貴方の応援団長 山崎 耐忍

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